ロシアの独立系メディアは、ウクライナがドローン攻撃によって核兵器搭載可能なロシアの戦略爆撃機を初めて完全に破壊したと報じました。

ロシアの独立系メディア「モスクワ・タイムズ」は20日、北西部ノブゴロド州の軍用飛行場で19日にあったドローン攻撃をめぐり、ウクライナが初めて核兵器搭載可能なロシアの戦略爆撃機を完全に破壊したと報じました。

「モスクワ・タイムズ」は、インターネット上で拡散しているロシアの超音速戦略爆撃機「ツポレフ22M3」が炎上する様子だとする画像をSNSに投稿しています。

これに先立ち、ロシア国防省は19日、軍用飛行場へのドローン攻撃により駐機場で火災が発生し、航空機1機が損傷したと発表していました。

ロシア国内へのドローンの飛来は連日続いていて、ロシア国防省は21日、モスクワ郊外でドローン2機を撃退したと発表。

ドローンの破片が落下し2人がけがをしたほか、モスクワ周辺の複数の空港で航空機の離着陸が一時制限されたということで、ロシア側はドローンへの警戒を強めています。