アメリカ軍と韓国軍の合同軍事演習がきょう、開始されました。一方、北朝鮮の金正恩総書記は「戦略巡航ミサイル」の発射訓練を視察したとして、米韓の動きをけん制しています。

北朝鮮の国営メディアは、金正恩総書記が海軍の艦隊を視察し、「戦略巡航ミサイル」の発射訓練に立ち会ったと報じました。

公開された写真をもとに、韓国の通信社・聯合ニュースは、ミサイルを発射している艦船は船体の外壁を平らにし、レーダーで捉えにくいよう設計された「新型艦」だとの見方を伝えています。

これに対し、韓国軍の関係者は新型艦との見方を否定。また、発射されたミサイルについて「戦略巡航ミサイルではなかった」として、北朝鮮の主張は誇張で事実ではないと指摘しています。

韓国 尹錫悦大統領
「北朝鮮の核脅威、反国家勢力の動き、サイバー攻撃などに備えた実戦のような訓練が行われます」

一方で、朝鮮半島での有事を想定した米韓合同軍事演習がきょうから始まりました。

今月31日まで行われる今回の演習には58万人あまりが参加するということで、尹大統領は「国家総力戦遂行能力を向上させる努力が必要だ」と訴えました。