高知県須崎市は介護サービスの利用料金に関わる制度の証明書を、誤って別の申請者に送付し、個人情報が漏えいしたと発表しました。
誤送付が確認されたのは、一定の所得以下の人が介護サービスを利用した時に自己負担額が減る制度の証明書=「介護保険負担限度額証」です。須崎市長寿介護課は今月7日、131件の証明書を申請者に郵送しました。14日に申請者の関係者から「証明書が入っていない」と連絡があり、課が証明書を再発行。後日、別の申請者の家族から「他の人の証明書が届いた」と連絡があり、誤送付と個人情報の漏えいが判明しました。
誤送付された申請者本人の証明書は見つかっておらず、課は封入作業中にミスがあったとみて、申請があった220人に文書での確認作業を行っています。担当者は「関係者の方に深くお詫び申し上げます。課内で今一度作業手順の確認を行い、問題点の発見及び改善に努めて参ります」とコメントしています。














