全国の高校生が表現力や感性を競う「短歌甲子園」が18日から3日間、盛岡市で開かれました。最終日の20日は団体と個人の決勝が行われました。
石川啄木のふるさとを舞台に開かれている短歌甲子園は今年で18回目です。3人1組の団体戦には北は青森県から南は鹿児島県まで全国の21校が出場しました。
20日に行われた決勝はトーナメントを勝ち抜いた青森県勢同士がお題の「呼(よぶ)」で表現力と感性をぶつけ合い、青森明の星高校が優勝しました。
地元・岩手県勢は盛岡三高が3位で、個人戦に出場した盛岡三高の田島颯大さん(1年)が最優秀作品賞に選ばれました。
田島颯大さんの最優秀作品賞に選ばれた短歌(お題「曲」)
「『私』というながい一曲/甘さしかないジャムパンも/音符のひとつ」