■プロ野球 DeNA 2-6 阪神(19日・横浜スタジアム)

2連勝中の3位・DeNAは初回に先制したが、首位・阪神に逆転負け。54勝51敗3分の貯金3。

今季18度目先発の石田健大(30)は、5回69球を投げ、3安打無失点と好投も、リリーフ陣が後半に毎回失点を重ねて6点を奪われた。上茶谷大河(26)が2敗目。

打線は阪神先発の青柳に対して、1回は佐野恵太(28)が二塁打で出塁すると、2死で牧秀悟(25)がタイムリーを放ちDeNAが先制。2回は1死二・三塁の好機に石田が空振り三振、佐野が二ゴロで追加点ならず。

石田は立ち上がりに1死一・三塁のピンチを招いたが、大山を併殺打で切り抜け、2回以降は二塁を踏ませない安定したピッチングを続けた。

6回は2人目・石川達也(25)がマウンドに上がり、近本に四球を与えると中野にバントを決められ、上茶谷に交代。だが小野寺にタイムリー3ベース、大山に犠飛を浴び1-2と勝ち越しを許した。7回は田中健二朗(33)が先頭・小幡にヒットを許すと、1死で近本にタイムリーを浴び1-3。

直後の7回の攻撃は代打・大和(35)のタイムリーで、2-3と再び1点差に迫ったが、8回の伊勢大夢(25)も踏ん張れず、1死一・二塁から坂本、小幡の連続タイムリーを打たれ、2-5と痛恨の2失点でリードを広げられてしまった。

9回はエスコバー(31)が大山のソロ本塁打を浴び2-6。打線は阪神・守護神の岩崎に対し、2死でソト(34)がヒットを放つが、続く大和が三飛でゲームセット。阪神は優勝マジックが1つ減り「27」に。