青森ねぶた祭で8月6日の運行中に台車の曳き手に対して暴力行為があった青森青年会議所が、来年の祭への参加自粛を正式に決定しました。

青森ねぶた祭の運行団体の一つ「青森青年会議所」は、8月6日の運行の最中に運行を支援する男性2人が曳き手に対して複数回にわたり平手やうちわで殴るなどの暴力行為をしていました。青森青年会議所は18日夜に臨時総会を開き、来年の祭への参加を自粛することを決めました。

また、今回暴力行為した男性会員1人は除名処分とし、会議所の活動と一切の関係を断つとしています。また、同じく暴力行為した男性ボランティアスタッフ1人も会議所の活動と一切の関係を断つとしています。

※青森青年会議所 石田壮平理事長
「やってはいけない行為をしたことを重く受け止めて今回の決定にした。2度と起こらないようにするにはどうすればいいか そこを学んでいく1年にしたい」

青森青年会議所はコンプライアンス意識の向上や管理体制を徹底して、再発防止に努めたいとしています。