JR各社が、お盆期間の鉄道利用者数を発表しました。前年に比べ大幅に増えたもののコロナ前の水準には届きませんでした。
◆JR九州 九州新幹線など58万人
JR九州によると、九州新幹線と在来線・特急を合わせたお盆期間の利用者数は約58万人で、前年同期より45%増えました。
◆山陽新幹線70万人
また、JR西日本は、山陽新幹線の利用者数が前の年の同じ時期を34%上回る約70万人だったと発表しました。
◆5類以降で旅行・帰省の需要が回復
利用者が大幅に増えた要因について、JR各社は、新型コロナの5類移行により帰省や旅行の需要が回復したことが主な要因と分析しています。
◆コロナ前の水準には届かず
一方、JR九州・JR西日本ともに、鉄道の利用者数は、コロナ前2018年の水準には届きませんでした。
九州新幹線とJR九州の在来線・特急の利用者数は、2018年同期比で約8割。
山陽新幹線では、約9割にとどまっています。
◆JR西日本「台風なければコロナ前まで回復した可能性」
JR西日本によりますと、8月10日~15日までに山陽新幹線の302本が運休となり約15万人に影響が出ました。JR西日本は「台風がなければコロナ前の水準に回復していた可能性がある」としています。
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