18日朝、富山県の豆腐店で、豆腐の製造作業をしていた82歳の女性が、沸騰している豆乳を上半身に浴びてやけどをしました。女性は重傷です。

沸騰している豆乳をあびてやけどをしたのは、富山県南砺市にある「山本屋豆腐店」で作業をしていた山本キヨ子さん(82)です。

警察によりますと、山本さんは普段から1人で作業をしていて、この日は午前3時ごろに作業をはじめましたが、午前8時すぎ、異変に気付いた娘が「ボイラーの蒸気をあびた」と思い込み消防に通報しました。

駆けつけた消防隊員が現場を確認したところ、山本さんは作業中に豆乳をあびたとみられることがわかったということです。

豆腐を作る際には、豆をつぶした後にたんぱく成分の抽出などのために窯に入れて煮沸させる工程があります。

警察によりますと、このときに窯のふたがあき、沸騰した豆乳が山本さんにかかったのではないかとみて詳しい経緯を調べています。