大分市にある大分東急ゴルフクラブが来年2月に大手小売チェーンのトライアルグループに事業譲渡されることがわかりました。会員権の預託金は全額返還されるということです。

東急不動産は事業の見直しの一環として、子会社のゴルフ場の譲渡を進めています。今年3月までに関西などにある4つのコースを譲渡していて、クラブ関係者によりますと今回、九州の大分と阿蘇の2か所の譲渡が決まったということです。

譲渡先は大手小売チェーンのトライアルグループで、来年2月1日付けで経営が移行する予定です。会員権の預託金は経営終了に伴い、全額返還されるということです。

大分東急ゴルフクラブは1975年にオープンした県内では名門のコースの1つで、コロナ禍による屋外レジャー志向を背景に今年3月までの1年間にはおよそ5万人の利用がありました。