漁師のスタミナ食といわれる「ひゅうが丼」を食べて暑い夏を乗り切ってもらおうと大分県津久見市で食のスタンプラリーが行われています。

マグロの赤身を特製のゴマだれと和え、ショウガやネギなどの薬味と一緒に食べるひゅうが丼。かつてマグロの遠洋漁業の基地として栄えた保戸島発祥の郷土料理で、手早く栄養がとれる漁師のスタミナ食と言われています。

津久見市ではひゅうが丼を食べて暑さを乗り切ってもらおうと、市内の18店舗が参加したスタンプラリーが7月22日から始まりました。

対象店舗のひとつ、JR津久見駅前の「四季彩源兵衛」では期間中、マグロ味噌カツとひゅうが丼のセットを販売していて、利用客の人気を集めています。

(吉田キャスター)「マグロが口の中でとろけます。ゴマの風味がとてもよく、ショウガが味を引き締めてくれます」

(四季彩源兵衛・吉田孝治さん)「各店舗でひゅうが丼の味が違うので、いろんな店の味を試しにぜひ津久見にお越しください」

津久見市では、19日行われる津久見扇子踊りとあわせて地元の味を感じてもらいたいと話しています。このキャンペーンは9月30日まで行われます。