レギュラーガソリン価格が13週連続の値上がりです。1リットルあたりの価格が180円台と、15年ぶりの高値水準となっています。

お盆が明けるきょう、東京のガソリンスタンドは客足がまばらでした。

ガソリンスタンド店員
「比較的空いている。(客が普段より)半分以下」

こちらでは、レギュラーガソリンの販売価格は185円でした。

ガソリン価格の高騰が続く中、少しでも安く入れようとする人が増えています。東京から車でおよそ1時間走った埼玉県のガソリンスタンドでは…

記者
「こちら埼玉県内のガソリンスタンドなんですが、きょうの価格は171円となっています」

1リットルあたりの値段が、10円以上違うところもありました。

利用客
「東京では入れられない。ここ(埼玉県内)がギリギリ。ちょっとでも節約したい」

レギュラーガソリンの全国平均価格は181円90銭となり、13週連続の値上がりとなりました。

政府がガソリン補助金を段階的に縮小していることが主な要因で、以前は1リットルあたり40円以上価格を引き下げる効果があった補助金も、現在は13.6円にとどまっています。

お盆を直撃したガソリン価格の高騰。来週には過去最高値の185円10銭を超える可能性も指摘されています。