あすで発生から丸1週間となるハワイの山火事ですが、死者の数はきょうも増え、100人に近づいています。州知事は「今後10日間で、死者は2倍になる可能性がある」としています。
現地8日に出火し、あすで発生から丸1週間となるハワイ・マウイ島の山火事。死者は99人にのぼっていますが、まだ数百人の行方が分からず、捜索活動が続いています。
ハワイ州知事
「(山火事の)破壊規模は信じがたいほどです。2200以上の建物が焼け落ち、その86%が住宅でした」
ハワイ州の知事はアメリカCNNの取材に「今後10日間で、死者が2倍となる可能性がある」との考えを示しました。
山火事の被害は人間だけではありません。こちらの病院には重いやけどを負った犬などが運び込まれていました。
現地当局によると、最も被害が大きい西部ラハイナではイヌやネコ、ブタなどおよそ3000ものペットや家畜類の居場所が分からなくなっていると推定されています。
一方、被災地では食料や生活物資が十分ではありません。
記者
「こちらの港では支援物資を船で被災地へ運ぶという活動が行われています」
大きな被害を受けた西部ラハイナに届けるため、陸路だけでなく船を使って支援物資を運ぶ活動も進んでいました。
そこには、日系4世のブリアナ・シモンさん(26)の姿がありました。彼女のひいおばあさん、ヘレン・ヨシタケさんは広島県出身で戦前にハワイに移住してきました。
13年前に亡くなり、荼毘に付されたのち、ラハイナにある寺で眠っていましたが、今回の山火事でその寺も焼け落ちたといいます。
日系4世 ブリアナ・シモンさん
「ラハイナで盆踊りを覚えたの。私の家族がとても大事にしていた場所を失ってしまうというのは本当に心が痛いわ」
シモンさんは月末に自分のルーツを探ろうと初めて日本を訪れる予定でしたが、支援を優先しました。
日系4世 ブリアナ・シモンさん
「ラハイナを取り戻すには何年もかかると思う。ただ、今私たちの結束力は最も強いと思うわ」
現地では保管されていた郵便物の配布も始まるなど、日常を取り戻そうという取り組みもみられましたが、被害の全容はまだ明らかになっていません。
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