戦時中、兵士たちが戦場からふるさとの家族に送った軍事郵便の展示が、岩手県釜石市で行われています。
78年目の終戦の日を迎えた15日、釜石市に平和の願いを込めたサイレンの音が響きました。
日中戦争から太平洋戦争にかけて釜石市からも多くの男性が「万歳」の声に送られ戦地に赴きました。
釜石市立郷土資料館では戦地の兵士がふるさと釜石に宛てて送った手紙やハガキが展示されています。中国の戦地で病気になった兵士の便りには家族に心配しないようにとの気遣いが綴られています。
(手紙)
“大なる事なら便りどころか休む訳です。少々なのでタイクツまぎれに書いた訳ですから心配なんか無用です”
便りはすべて検閲され、部隊のことや反戦的な内容は削除されるため当たり障りのないことしか書くことができませんでした。
それでも戦地からの便りはふるさとの家族に無事を知らせるただ一つの手段でした。
手紙やハガキの文面からは残してきた家族を思う気持ちがひしひしと伝わってきます。
展示「戦時下の便り―釜石想う軍事郵便―」は9月4日まで開かれています。
注目の記事
「死刑を早めて」妻や息子ら3人を殺害した死刑囚、“償えない罪”に苦悶 遺族が差し入れに込めた“切実な願い”

【京都・南丹市小6男児行方不明】山中での「黄色のかばん」発見が示す『3つの可能性』 手がかり乏しいなか“今後の捜索”のポイントは?元京都府警・捜査一課長が現地を歩き解説

富野由悠季・八坂哲雄に聞く 『ガンダム』と現実の宇宙から考える これからの「ニュータイプ論」と「リアルな世界の問題」特別インタビュー

「おもちゃのピアノ」が繋いだ兄妹の絆。統合失調症の兄と心を通わせた“不完全な音色”

「やだ、褒めてばっかりじゃん!私大好きじゃん」結婚30年、手もつながない夫へ贈った漢字1字のラブレターと、シャイな夫からの返事

「眠れない、食欲がない」新生活に潜む"五月病"に注意 不調を防ぐために医師が勧める「4月のうちからやっておくべきこと」









