新型コロナの感染拡大後に停止されていた中国人の日本への団体旅行が、3年半ぶりに解禁されました。
‟爆買い”による経済効果に期待が高まる一方、「オーバーツーリズム」を懸念する声も。
今後の予想や対策を、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏に聞きます。

中国 3年半ぶり 団体旅行解禁

8月10日、中国は新型コロナの影響で停止していた日本などへの団体旅行の解禁を発表しました。
日本だけではなく、アメリカや韓国など78の国と地域への団体旅行も一度に解禁され、中国では、「海外旅行商品」の検索数が一時20倍に急増

北京市民の声ー
「とてもいいこと。今後日本に行くのがもっと便利になる。」
「絶対に行きたい。東京や大阪に行きたい」

北京の旅行代理店によると、
「日本は近いし文化も似ているので中国人にとって最も人気がある旅行先の一つ」。
解禁を受け、本州・北海道・九州・沖縄の4つのエリアに分けて団体ツアーを企画しているということです。

「団体ビザ」の発行には1週間ほどかかるので、早ければ今週末(18日、19日)にも団体客が日本に訪れる予定です。