山梨大学のワイン科学研究センターに新たな研究棟が建設され、6月9日に披露されました。

2022年度から本格稼働している新たな研究棟は、甲府市北新にある山梨大学のワイン科学研究センター本館の隣に建設されました。

2022年度から本格稼働している新たな研究棟


建物は地上3階、地下1階の鉄筋コンクリート造りで、延べ床面積は837㎡です。

研究棟には国内の大学では珍しいというテイスティングルームに加え地下セラーが備えられています。

国内の大学では珍しい地下セラー


そして、県内のワイナリーと共同研究などを行う実験室を甲府市武田の工学部から移転させ、研究をより効率良く行える環境を整備しました。

研究室をより良い環境に

山梨大学ワイン科学研究センター 鈴木俊二センター長:
山梨県といえば「ワイン県」なので、ワインに携わる学生を教育するのが山梨大学の使命だと思っている。

山梨大学ワイン科学研究センター 鈴木俊二センター長

国内のワイン人気の高まりに伴い、現在センターで学ぶ学生は57人と15年前の3倍ほどに増えていて、大学では新たな研究棟を活用した人材育成を通じて県内のワイン産業の発展につなげたいとしています。