強い台風7号は、あす(15日)ごろに近畿地方から東海地方にかなり接近して上陸する見込みで、気象庁と国土交通省は早めに十分な対策を行うよう緊急の呼びかけを行いました。

強い台風7号は、日本の南の海上をゆっくり北上し、15日ごろには猛烈な風を伴って、近畿地方から東海地方にかなり接近して上陸する見込みです。

台風は、中心から少し離れたところでも雨・風が強まるおそれがあることや、動きが遅く、暴風や大雨などの影響が長引くため、東海や近畿では雨量の合計が普段の年の8月1か月間の降水量を上回るおそれがあるということです。

気象庁は、きょう(14日)から大荒れになるとして、東日本や西日本では暴風や土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒を呼びかけているほか、国交省も交通が乱れる可能性があるとして、早い段階でスケジュールを見直すよう呼びかけています。