子どもたちに日本の伝統文化に触れてもらおうと、竹細工の製作を体験できるイベントが大分県別府市で開かれました。

このイベントは、別府市の竹細工伝統産業会館などが企画したもので、小・中学生とその保護者、あわせて40人が参加しました。

参加者はまず、職人が竹細工の材料となる「竹ひご」を作り出す過程を見学。このあと、幸福を呼ぶ鈴として人気の別府みやげ「竹鈴」の製作に挑戦しました。

竹鈴はしなやかな曲線を描くのがポイントで、子どもたちは竹のしなやかさを体感しつつ、竹ひごが折れないようひとつひとつ丁寧に作業に取り組んでいました。

(参加した子ども)「竹を通すのが難しかったけど楽しかったです」「きれいな音する。家の棚のところとかに飾りたい」

主催者は、こうした体験会を通して「伝統を継承していけたら」と話しています。