韓国・大邱の動物園でチンパンジー2頭が脱走し、飼育員がけがをしました。2頭はまもなく捕獲されましたが、うち1頭は応急措置中に死にました。
きょう午前9時すぎ、大邱市内の公園にある動物園で、檻の中にいたオスのチンパンジー「ルディ」が掃除中の男性飼育員を押しのけ、メスの「アレックス」とともに檻から抜け出しました。
公園を管理する大邱市によりますと、脱走から20分後に、まずアレックスが捕獲されました。一方のルディは逃げ続け、脱走から1時間半後、麻酔をうたれ、捕まりましたが、気道が塞がったため、応急措置中に窒息死しました。
飼育員はルディが逃げるのを止めようとした時に腕を噛まれ、病院に運ばれたということです。
大邱市は「ルディが公園の外壁に向かい、市民の安全のため麻酔を使用した」と説明しています。
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