中国が日本や韓国などへの団体旅行を解禁したのを受け、韓国・済州島への寄港を予約した中国発のクルーズ船が、解禁発表から1日で50隻を超えました。

中国政府が韓国などへの団体旅行の解禁を発表した翌日の11日、韓国の済州特別自治道は、中国人団体客の受け入れ態勢を整えるため、関係機関を集めた対策会議を開きました。

その席上で、呉怜勳知事は済州島への寄港を予約した中国発のクルーズ船が11日午前の時点で53隻にのぼり、「来年3月まで予約が満たされた」と報告。そのうえで「地域経済の活性化に相当な進展がみられるだろう」と歓迎しました。

済州特別自治道は今月18日、北京で説明会を開催する予定で、さっそく中国人団体客の誘致強化に乗り出しています。