大分市に計画されている長距離ミサイルの大型弾薬庫について、地域住民ら11日計画の中止を求めて集会を開きました。

11日開かれた弾薬庫の新設計画に中止を求める集会には地域住民らおよそ160人が参加しました。

政府は大分市の陸上自衛隊大分分屯地に長距離ミサイルなどを保管する大型弾薬庫を2棟新設する計画です。講演では有事の際、標的になる可能性を指摘しました。この後、計画の中止を求める市民団体が結成され、署名活動などに取り組む方針が示されました。

(参加者)「戦争になった時に真っ先に攻撃されるので、その危険性を大分市民は望んでいない」「根本的になぜミサイルが配備されるのかから考えていかなければ」

防衛省はこの計画についておよそ45億円の予算を計上しています。