待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか。富山市の名産、呉羽梨の主力品種“幸水”の販売が11日始まりました。直売所はことしも大行列です。
記者:「きょうから販売が始まる呉羽梨・幸水を求めて、多くの人が列を成しています」

富山市呉羽地区の「なのはな農協」選果場の直売所では11日午後1時から呉羽梨の主力品種「幸水」の販売がスタート。

販売開始30分前には駐車場は大混雑。200人を超える人が我先にと並びました。


買いに来た人:
「午前11時45分から(並んでます)。車止められないかなと思って」
「毎年お盆が来たなってこのナシを買って思うので、初日なので確保できたらいいなと」
「いつも親が買ってきてくれていたんですけど、ことしはナシ好きなので買いに来ました」


販売担当者:「大変お待たせいたしました。前の方から順番にご案内申し上げます」

販売が始まると、この日の朝収穫したばかりの幸水2.7トンが次々とに売れていきました。ことしは連日の猛暑と、ほとんど雨が降っていない影響で大きさは平年並みかやや小さく、果肉はやや硬めとなりました。



それでも日照時間に恵まれたことから糖度はかなり高く、12度ほどのものが多い中ことしは14度超えのものもあるということです。

買い求めた人:「すごくうれしいです。ずっと楽しみにしていたので。すぐ食べま、あ、ちょっと冷やしてすぐ食べます。待てないですね」
なのはな農協呉羽選果場によりますと、出荷量は、去年並みの1000トンを見込んでいて今月22日頃に出荷のピークを迎えます。
