台風への備え、北陸では14日月曜までに…

気象予報士 井上陽子さん:「非常に強い台風7号はゆっくりと北上しています。予報円の中心を進んだ場合、北陸地方・富山県に影響が出てくるのは、15日火曜日ころからで、16日水曜日にかけて、日本海に抜けていく予想となっています」

台風への備えは、14日月曜日までに済ませてください。暴風に備えて家や店の周りの片づけ、日よけの「すだれ」や看板などの固定や撤去などです。

大雨に備えての土のうの準備や排水溝の掃除、点検。ただし、猛烈な暑さが続いています。

これらの準備は朝晩の少しでも気温が下がる時間、あるいは片付ける場所が日陰になる時間帯など熱中症にも気を付けながら行ってください。

また、停電に備えて、保冷剤などの準備もしておくといいかもしれません。

日曜日にかけてはまだ晴れる所が多いですが、太平洋側の海は高波となり、海のレジャーは危険になります。14日月曜日になると太平洋側の地域で雨や風など台風の影響が出てきます。15日火曜日には、北陸地方でも風が強まり、雨も降り始めるでしょう。なお、今後の台風の進路次第では、各地の予報も大きく変わります。最新の気象情報と交通情報を参考にしてください。

また、夏山シーズンですが、山の天気は平地とは異なります。山専門の気象情報などを参考に、無理のない行動をしてください。