10日、山形県鶴岡市で、海水浴をしていた小学生の女の子が溺れる事故がありました。女の子は、近くを泳いでいた別の小学生に救助され、命に別状はありません。

酒田海上保安部によりますと、10日午後5時過ぎ、山形県鶴岡市のマリンパークねずがせきで、海水浴をしていた栃木県の小学生の女の子(10)が、シュノーケルから誤って入ってきた海水を飲み、溺れたということです。

すぐ近くで泳いでいた庄内町の小学生の女の子(11)が異変に気付き、自分の浮き輪を使うなどして、溺れた女の子を砂浜近くまで連れて行き救助したということです。

その後、女の子は病院に運ばれましたが、搬送時、意識があり、受け答えもできたということで、命に別状はありません。

病院での診断は低酸素血症でした。

女の子は栃木県日光市から両親ときょうだいの4人で海水浴に来ていたということです。

酒田海上保安部では、海水浴をする時は、グループで行動すること、子どもから目を離さないことなどを呼びかけています。