6月から7月にかけて発生した梅雨前線による豪雨で道路や河川、農林水産業などの被害が260億円以上にのぼることがわかりました。

県のまとめによりますと6月から7月にかけて発生した梅雨前線による豪雨で道路や河川、農業施設など2848か所が被災し、被害総額は260億8100万円にのぼっています。

このうち、河川が最も大きくおよそ125億円、農林水産関係では68億6400万円余りの被害が発生しています。

市町村別では日田市が最も多い113億6200万円にのぼり、中津市が89億6000万円、由布市が11億1600万円などとなっています。

また、住宅の浸水や全半壊などの被害が234件確認され、大規模な土砂崩れや川の氾濫により由布市と中津市でそれぞれ1人が死亡しました。