地域社会の発展に貢献した人に贈られる「岡山県三木記念賞」の今年度の受賞者に、ミャンマーの医療発展に尽力してきた岡山大学・名誉教授の岡田茂さんが選ばれました。

岡田さんは岡山大学医学部を卒業後、1987年に京都大学の講師を務めるミャンマーの医療支援プロジェクトに携わり、2006年にはNPO法人「日本・ミャンマー医療人育成支援協会」を設立。理事長として医師や医学研究者の育成に力を入れてきました。

おととし(2021年)ミャンマーで起きた軍事クーデターの際には、教育の機会を失った医学生らを対象とした奨学金制度を設けるなど、40年近くミャンマーの医療支援に力を尽くしてきました。

授与式は今月(8月)31日岡山市のルネスホールで行われます。