台風6号の接近に伴い、気象庁は10日午前1時39分に県南部に線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が降り続いているとして、顕著な大雨に関する情報を発表しました。南部では10日夕方まで土砂災害に厳重な警戒が必要です。

台風6号は10日午前2時には、長崎県五島市の北北西およそ50キロにあって1時間におよそ15キロの速さで北へ進んでいると推定されます。中心の気圧は975ヘクトパスカルで最大風速は30メートルとなっています。

台風の接近に伴い、気象庁は「県南部で線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いている」として、午前1時39分に顕著な大雨に関する情報を発表しました。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。

台風6号は10日未明にかけて県内に最も近づいていて徐々に遠ざかる見通しですが、県南部の佐伯市と豊後大野市では警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報が発表されていて、10日夕方まで土砂災害に厳重な警戒が必要です。