内閣府が発表した街角の景気実感を聞く調査で、5月は「景気は緩やかに持ち直している」とし、2020年1月から続いていた新型コロナの記述がなくなりました。
「景気ウォッチャー調査」は、景気に敏感なホテルや百貨店、タクシー運転手などに3か月前との比較で景気の実感を聞く調査です。
景気の現状を示す指数は、前の月より3.6ポイント上昇し「54.0」でした。小売り、飲食などの家計関連、企業関連、雇用関連のすべてで景気指数は改善しました。特に飲食関連は前の月と比べて9.4ポイント増の高い伸びでした。
「ゴールデンウィークで土産を購入する客が多く見られた」(百貨店)といった声や「夜の客が少しずつ戻って売り上げも助かっている」(タクシー運転手)といった声がありました。
2~3か月後の景気の先行きについても2.2ポイント改善し「52.5」となりました。
景気ウォッチャーの見方から「新型コロナ」の記述がなくなり、「景気は緩やかに持ち直している」とした上で、先行きについては「ウクライナ情勢や中国におけるロックダウンに伴う影響も含めコスト上昇等に対する懸念がみられる」としています。
注目の記事
【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

  







