きのう日本に到着したイギリス、チャールズ国王の次男・ヘンリー王子。イギリス王室の公務を退いてから、初めての来日です。前回、日本に来たのは4年前。翌年の東京パラリンピックを目指す選手らを激励しました。
そして、きょう、都内で開催されているチャリティーイベントに出席。スポーツによる社会貢献を訴えました。
ヘンリー王子
「スポーツには人を結びつける力があり、それには人を癒す力もあるのです」
メガン妃との結婚、その後、公務を退いてからおよそ3年。メガン妃、アーチー王子とともにアメリカで暮らしていますが、依然、王室側との溝は埋まっていないようです。
今年1月には「スペア」と題する回顧録を出版。この中で、妻・メガン妃の振る舞いなどをめぐり、兄のウィリアム皇太子と口論となり暴力を振るわれたと主張し、物議をかもしました。
6月には違法に個人情報を収集されたとして、イギリスの大衆紙の発行元を訴えた裁判で証言。来年には別のメディアを相手取った裁判も開かれる見通しで、メディアとの対立も続いています。
一方で、こんな報道も。
英大衆紙「ミラー」
「ヘンリー王子が兄のウィリアム皇太子に対して『休戦』を呼びかけた」
イギリスの大衆紙「ミラー」などは、「ヘンリー王子が兄のウィリアム皇太子に対し『ロンドンに戻り、国王に仕えることを前向きに考えている』と電話で伝えた」と報じました。
ただ、先月末のイギリスメディアの世論調査では、国民の9割以上がヘンリー王子の復帰を「歓迎しない」と回答するなど、国民との心理的な距離が広がっていることもうかがえます。
その動向が注目されるヘンリー王子。日本滞在後、シンガポールで開かれるスポーツ競技「ポロ」のイベントに出席する予定です。
注目の記事
中咽頭がん闘病ワッキー(53) 家族にも言えず…笑顔の裏の"葛藤" 「先日亡くなりました」亡き大学生に誓った決意

「ハリケーン・メリッサの中心」ジャマイカを直撃した「カテゴリー5の最強クラス」内部を“ハリケーン・ハンター”が撮影

なぜ?「耳をふさがない」イヤホンが人気…“音漏れ”や“通話”に独自技術搭載も【THE TIME,】

JR西日本管内「100円の収入に9945円の費用がかかる区間」はどの路線?輸送密度2000人/日未満の線区を発表 「本線」と名のつく3つの路線も対象に

「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか









