【JA新潟かがやき しろね果樹部会 五幣直幸さん】
「(苦労したのは)やっぱり水やりですね。あとは害虫のハダニの孵化が早くなるので、それを抑えるのに皆さん大変だと思いますね」

大きさに多少ばらつきが出ていますが、太陽の光を存分に浴びた今年の「幸水」は糖度が高く、甘みが強い『おいしいナシ』に育ちました。
【JA新潟かがやき しろね果樹部会 五幣直幸さん】
「軽く冷やす程度で食べたほうが、甘さを感じながら食べることができる。この暑さにはぴったりな食べ物だと思います」

出荷される「幸水」は一つ一つ手作業で傷や汚れなどを確認した後、光センサーを使った機械で糖度や熟度などを測ります。そして「特秀」、「秀」、「優」、「良」の4段階に分けられます。一番良質とされる「特秀」の糖度はなんと13.5度以上だというのです。その味は…

【記者リポート】
「甘い!酸味が少なくて甘味が広がります。ジューシーで夏にぴったりです」
JA新潟かがやきは、9月上旬までにおよそ370トンの幸水の出荷を予定しています。
【JA新潟かがやき フルーツフラワーしろね 中村啓一さん】
「みずみずしいナシですので、たくさん食べて水分補給しておいしく味わっていただければと思います」
幸水は東京や大阪、札幌などにも出荷され、新潟県内では早ければ10日から店頭に並ぶということです。
