暑い日が続く中、“秋の味覚”が異例の早さで出荷です。日本ナシの「幸水」が高温で開花が早まったということで、例年より一週間ほど早く出荷が始まりました。

太陽が降り注ぐ中、収穫されているのが早生品種のナシ「幸水」です。新潟市南区の農園では8日から収穫が始まりました。例年より1週間ほど早い出荷で、お盆前になるのは異例のことです。

【JA新潟かがやき しろね果樹部会 五幣直幸さん】
「日照りの影響で、いつもより甘く仕上がっていると思います」
どうして、異例の早さでの出荷となったのか…
原因は、2月・3月の気温の高さです。この時期の気温が高かったため、異例の早さで開花し、そのために早く実がなったのです。

開花が早かったため、4月の気温低下に耐えられずに変形したナシもあったそうです。
そして、この夏の高温と水不足です。