ソフトバンクグループは4月から6月までの決算で4776億円の最終赤字となりました。

ソフトバンクグループの4月から6月期の決算によりますと、最終損益は4776億円の赤字で、赤字額が3兆円を超えていた去年の同じ時期よりは改善したものの、3四半期連続の最終赤字でした。

世界的な株価の上昇で投資事業が6四半期ぶりに黒字転換したものの、円安の影響で為替による損失が4646億円となったことが響きました。

一方、孫正義社長が6月に投資で「反転攻勢に出る」と話したことについて後藤最高財務責任者は…

ソフトバンクグループ　後藤芳光CFO
「反転攻勢ということで（孫社長の）言葉は強いんですが、僕なりに通訳すると、反転攻勢するけど慎重にお願いしますねということ」

投資環境は油断できない状況だとして、今後も投資の判断は慎重に行う姿勢を示しました。