この雨の影響で高知県津野町では土砂崩れが発生しました。

(山崎健司記者)
「土砂崩れがおきた国道197号線に来ています。現場では土砂が道に流れ出しており、こちらの黒い乗用車が走行中に土砂にぶつかったということです」

警察によりますと8日午前0時ごろ「道が通れなくなって車が止まっている」と通報がありました。現場は津野町新土居の国道197号で、車を運転していた男性にけがはありませんでした。

(近くの住民)
「午前2時ごろ、工事の車が来た。赤いランプつけて。それで『何やろ』と起きて見たら崩していた。来たときは『えらいことや』と思って」

現場はのり面が幅およそ20メートル高さおよそ30メートルにわたって崩れ、現在、全面通行止めとなっています。

交通にも影響が出ています。JR土讃線では、高知・窪川間の特急列車が、9日も、終日運休に。伊野・窪川間の普通列車が、9日の昼頃まで運休となっています。また、高知・伊野間でも、9日、一部の列車の運休が決まっています。JR予土線では、窪川・江川崎間で、9日も、終日運休します。

(茨城から)
「西佐川に行くつもりだったがどうしようかなと思って…須﨑までは行くと思っていたので『台風ってこんなものかな』とびっくりしました。いつもこうなんでしょうかね」

「今から龍河洞に行きたいと思っている」
「思っていたよりひどい雨だったので行ったはいいけどちゃんと帰って来られるかなと心配ではあります」

また土佐くろしお鉄道中村・宿毛線は9日も終日列車の運転を見合わせます。空の便は、日本航空が、高知と福岡を結ぶ2便の欠航を決めています。