北朝鮮による拉致問題の被害者家族らが8日、宮城県庁を訪れ、問題解決に向け協力を要請しました。
拉致被害者家族連絡会の増元照明さんらが県庁を訪れ、池田敬之副知事と懇談しました。増元さんらは、拉致被害者の早期帰国に向けて協力を訴え、池田副知事は、「拉致問題解決に向けて、断固とした決意を北朝鮮に示していきたい」と答えました。

拉致被害者家族連絡会 増元照明さん:
「絶対に取り戻すんだという気持ちを、私たちは忘れていないということを訴えていきたい」

拉致被害者家族連絡会や、家族を支援する「救う会宮城」は、毎年、仙台七夕まつりで署名活動を行っていて、今年も観光客らが立ち止まって署名していました。