
さらに藤井七冠の師匠、杉本昌隆八段も駆けつけました。
(師匠 杉本昌隆八段)
「藤井七冠に『おめでとう』と直接言ったのは、これが初めてかもしれない。昔は重要対局に勝つたびに電話をしていたがキリがないことに気が付いた。タイトルを獲得した翌日に電話をしようと決めている。名人を獲得した翌日も電話をしたが、実は新幹線の中から電話した。大雨で(乗っていた)新幹線が掛川で止まってしまい一晩明かした。こんな、さえないお祝いをする師匠は私くらいではないかなと思って。意外と師匠もつらいと思う事はある」

杉本師匠は、さらに祝いながら、ぼやきながら…。
(師匠 杉本昌隆八段)
「最近のつらい事というと一緒に写真を撮る機会が減ってしまっていて、撮りたくても、なかなか撮らせてくれないというか。昔は気軽にお願いできたが、いろいろな人(関係者)の許可を得ないと撮れない気がしている。きょうは数々のハードルを越え一緒に写真を撮れた。満足」

そして、藤井七冠に今回、贈られた記念品は…。
(司会者)
「記念品は43インチの4K液晶テレビです。(これは)名人の希望品で、43インチは自宅の立て付け家具に、ちょうど収まるサイズ」
人生の大きな目標でもあった「名人」という頂きにたどり着いた藤井七冠。
八冠独占という歴史的快挙への期待がますます高まります。














