子ども食堂を支援しようと、地元企業が定期的にパンを無償提供する連携協定が大分県宇佐市で締結されました。

連携協定を結んだのはパンメーカーなどの業者と宇佐市内4つの子ども食堂、それに宇佐市です。7日は市役所で関係者が協定書に署名をしました。協定によってメーカーで生じる規格外のパンが毎月子ども食堂に定期的に届けられることになります。市は子ども食堂から必要なパンの数を聞き取るなどの調整を行います。

四日市まちん中食堂・狩野加代子代表「材料や調味料が高くなったのでパンを提供していただけるようになって食事を作っていくことができるので大変助かります」

企業と子ども食堂、自治体による連携協定は県内初ということです。子ども食堂は地域の子どもの居場所として役割が増していますが寄付やボランティアによって支えられていて、安定した運営が課題となっています。