■アーチェリー 第52回世界選手権大会(日本時間6日、ドイツ・ベルリン)

日本代表の野田紗月(23)が女子リカーブ個人で、同種目女子では日本人初の銅メダルに輝き、パリ五輪の出場枠を獲得した。全日本アーチェリー連盟の取り決めで、五輪出場枠を獲得した選手を代表とする方針のため、野田が代表に内定した。

準決勝ではチェコ選手に0-6のストレートで敗れたが、3位決定戦でアメリカ選手をセットポイント6ー2で勝利。

自身初となる五輪代表の座を手にした野田は「今回の世界選手権の結果も嬉しいですが、パリオリンピックではさらに上へ行けるように頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と喜びのコメント。

9月には中国・杭州で行われるアジア大会に出場し、女子では同種目45年ぶりとなる表彰台を目指す。

■野田紗月(のだ・さつき)
福岡県北九州市出身。高校生からアーチェリーを始め、近畿大学に進学。今年大学を卒業し、ミキハウスに入社。2022年にアーチェリー全日本選手権で初優勝。