■プロ野球 DeNA 3-7 阪神(5日・横浜スタジアム)
3位・DeNAは首位・阪神に連敗。一時2点差に迫ったが、序盤の失点と拙攻が響いた。チームは引き分けを挟んで3連敗となり、47勝46敗3分。最大12あった貯金はついに残り1。
今季9度目の先発・大貫晋一(29)は、今季最短の3回67球でマウンドを降り、8安打5失点(自責5)。今季3敗目を喫した。打線は序盤に3つの併殺打など、つながりを欠いた。
立ち上がりは近本と森下にヒットを許すと、1死一・三塁で大山に13号3ランを浴びる。序盤から3失点と苦しい展開に。
追う展開となった打線は1回、阪神先発・青柳に対し、佐野恵太(28)、関根大気(28)のヒットで得点機を作るも、宮﨑敏郎(34)が空振り三振、牧秀悟(25)が併殺打。2回は先頭・楠本泰史(28)がヒットを放つと、続く大和(35)がサード併殺打。3回も先頭・京田陽太(29)がヒットで出塁するが、大貫の代打・梶原昂希(23)がセカンド併殺打で、3イニング続けてダブルプレーによりチャンスを逃した。
5回は1死で戸柱恭孝(33)がライトスタンド上段に叩き込む5号ソロを放ち1-5。6回は1死で宮﨑が佐藤輝のエラーで出塁すると、牧がライトへの2ベースで1死二・三塁に。ここで楠本は空振り三振も、大和がライトへ2点タイムリーを放ち3-5と2点差に迫った。さらに2つの四球で2死満塁とするも代打・大田泰示(33)が遊ゴロで、追加点ならず。
直後の7回、4人目・エスコバー(31)が2死から近本に四球、中野には死球を与えてしまうと、森下にセンターへ痛恨のタイムリーを浴び、反撃ムードを抑え込まれた。8回は佐藤輝のレフトフライを佐野が落球し、続くノイジーに二塁打を浴びて入江大生(24)に交代するも、坂本の犠飛で7点目を奪われた。
終盤の打線は8回は3者凡退。9回は岩貞に対し、戸柱が一ゴロ、代打・知野直人(24)が空振り三振。最後は代打・蝦名達夫(25)が遊ゴロでゲームセット。この日の打線は8安打で3得点、先発野手では宮﨑がノーヒットとなった。














