中古車販売会社「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が伐採されているなどの問題で、埼玉県は「ビッグモーター」所沢店前の街路樹から除草剤の成分が検出されたことを明らかにしました。埼玉県は今後、警察に被害届を出すとしています。

埼玉県は「ビッグモーター」所沢店と八潮店前の街路樹が枯れていたことなどを受け、先月28日に植え込みの土壌を採取し、分析を行っていました。

きょう(4日)、その分析結果を公表し、「ビッグモーター」所沢店の前にある植え込みの2か所から除草剤に含まれる「グリホサート」という成分が検出されたと明らかにしました。

検出された濃度を散布された量に換算すると、市販の除草剤を1回散布する場合と比べ、最大で10倍ほどの量が検出されたということです。

この結果を受けて、埼玉県は警察に被害届を提出するとしていて、ビッグモーター側に原因があると特定されれば、木を植えたり土を入れ替えたりする原状の回復と、損害賠償請求の検討をするとしています。

一方、ビッグモーター八潮店前の土壌の調査では除草剤の成分が検出されなかったため、今後は植え込みに残っている切り株から除草剤の成分が検出されないか調べることにしています。