厳しい暑さが続く中、少しでも涼しさを感じてもらおうと、松本市の松本城公園で、打ち水大作戦と銘打ったイベントが行われました。

4日の正午から行われた「打ち水大作戦」には、地元の高校生や観光客など100人以上が参加し、照りつける太陽のもと、ひしゃくや竹筒を使って地面に水をまきました。

使われた水は全て井戸水で、およそ2トン。


水が蒸発する際の、気化熱を利用して涼を得ます。


参加した小学生:                                               「なんか空気が変わりました。自分たちでSDGsに貢献すると気持ちいい気分になります」                                                        参加した高校生:                                                「全然変わりますよ、めっちゃ涼しいです」                                    参加した高校生:                                            「体感すると涼しいかなってやってみていい体験になりました」

始まる前に35度を示していた木陰の温度計は…

およそ30分間の打ち水の後には、6度も下がっていました。

打ち水は、市内の企業や商店街などでも実施していて、主催した団体は「昔ながらの知恵で涼しく過ごす工夫を」と呼びかけていました。