厚生労働省は新型コロナの「定点把握」によって集計した全国の1週間の患者数が前の週と比べて1.14倍となり、11週連続で増加していると発表しました。

厚労省によりますと、全国およそ5000の医療機関から先月30日までの1週間に報告された新型コロナの患者の数は、7万8502人でした。

1医療機関あたりの患者数は15.91人で、前の週と比べて1.14倍となり、「5類」に移行してから11週連続で緩やかな増加傾向が続いています。

都道府県別にみると、1医療機関あたりで患者数が最も多かったのは、▼佐賀県の31.79人で、次いで▼長崎県が30.29人となっています。