保育所などに入所できない宮城県内の待機児童の人数は41人で、去年の同じ時期から4割以上減少しました。

県によりますと、今年4月1日現在の県内の待機児童の人数は41人で、去年の同じ時期より34人、45%あまり減少しました。減少は6年連続です。
市町村別では、多賀城市が13人、柴田町が10人、塩釜市と名取市が5人、岩沼市が4人、石巻市が3人、山元町が1人となっています。そのほか仙台市など28の市町村では待機児童はおらず、待機児童ゼロの市と町は昨年度から6増えています。昨年度、県内では保育所やこども園が新たに9か所整備されていて、県は、県独自の補助金制度も活用した計画的な整備が待機児童が減った理由だと話しています。