8月も新たな値上げが相次ぐ中、「ふるさと納税」への注目がさらに高まっています。

10月からルールが厳格化されるとあって、9月までの申し込みがオススメのようです。

“値上げの波” ふるさと納税にも直撃…

良原安美キャスター:
まず8月に値上げするものが、▼牛乳▼ヨーグルト▼調味料などが値上げします。
その数は1102品目(予定)
9月も約2000品目が値上げする予定で、10月まで“値上げラッシュ”が続くと見られています。

そんな中、注目されているのが「ふるさと納税」。
寄付額は9654億円(2022年度)3年連続で過去最高を更新しています。年々、利用する方が増えている「ふるさと納税」の最新事情を見ていきたいと思います。

実はこのふるさと納税の返礼品にも“値上げの波”が押し寄せているんです。

▼群馬・前橋市
2023年の返礼品の約10~20品目が値上げ。「やよいひめ」という品種のイチゴは、約2000円値上がり

市の担当者:「資材などが高騰しているので、去年から寄付額を上げました」

▼兵庫・高砂市
2023年の返礼品14品目が値上げ。例えば、「焼きあなご串セット」は3000円の値上がり

市の担当者:「原材料費高騰などの影響もあり、苦渋の決断です」

そんな中で人気が高まっているのが、大きさが不揃いなど“規格外”の「訳あり商品」です。

さとふるの担当者によると「“訳あり商品”は▼通常より内容量が多い▼寄付額が安い、など物価高騰の影響で人気となっています」とのことでした。

ホランキャスター:
“訳あり商品”も食べてしまえば、もちろん見た目を美しく作ろう、というふうにしている生産者さんもいらっしゃるんですけど、本当に美味しいですので。狙い目を行きたい感じはありますね。