熊本労働局によりますと、熊本県内の6月の有効求人倍率は1.33倍と前の月と同じ水準となりました。

全国の有効求人倍率は1.30倍で、熊本県は0.03ポイント上回り比較的高水準で推移しています。
産業別の新規求人は去年の同じ月と比べて卸売業、小売業が19.5パーセント増加しています。

一方、半導体生産調整が行われた影響で電子部品・デバイス・電子回路製造業の求人は前の年よりマイナス58.1%と大幅に減少しています。
ただ、今後の見通しについて熊本労働局は、「菊陽町に進出するTSMCに関連する動きが活発になることで広い範囲での求人の増加があると見ている」としています。
