ロシアで反乱を起こした民間軍事会社ワグネルの創設者・プリゴジン氏は、戦闘員の新規募集を停止するとしたうえで、将来、募集を再開する可能性も示唆しています。

プリゴジン氏は31日、関係が近いとされるSNSに声明を投稿し、ワグネルの戦闘員について「現時点で人員に不足はなく、募集をかける予定はない」と述べ、戦闘員の新規募集を停止すると明らかにしました。ただ、「祖国が必要とすれば、すぐに募集を再開する」としています。

また、反乱後にロシア国防省と契約した戦闘員もいるとしたうえで、「彼らはワグネルに復帰したがっている」と主張しました。

ワグネルについては、アフリカとベラルーシで活動を続けているとしたほか、「次の任務を定めているところだ。偉大なロシアのもとで遂行される任務だ」と述べ、あくまで活動を継続する姿勢を強調しています。