ミャンマー軍事政権は31日、「非常事態宣言」を6か月間延長すると明らかにしました。2年前のクーデター以降4度目の延長で、総選挙がさらに先送りされた形です。

ミャンマー軍事政権は「非常事態宣言」の期限となった7月31日、国営テレビを通じて来年2月までの6か月間、宣言を延長すると発表しました。

2年前のクーデターで全権を掌握した軍は、憲法で1年間と規定されている「非常事態宣言」を解除した後に総選挙を実施する意向を示していましたが、これまでにも繰り返し宣言を延長。7月、JNNの取材に応じた軍の報道官は「治安情勢が安定していない」として、総選挙ができる状況にはないことを明言していました。

軍は今回の宣言延長をめぐって「選挙の前にまずは国勢調査を行う必要がある」としていますが、民主派勢力などの武装抵抗に苦戦する中、総選挙を先送りにするための口実とみられます。