
今年度から、愛媛県中学総体でも「地域クラブ」の選手が参加できるようになりました。
少子化や教員の働き方改革の一環で、国が中学校の部活動の「地域移行」を進めていますが、それに伴い、県中学総体でも地域クラブに門戸を開いた形です。

では今回、どのくらい地域クラブが参加したのか。
地域クラブから申請があり参加が認められたのは13競技54団体に上り、このうち4つの競技では6つの地域クラブが優勝しています。
全競技を終えて、県中体連の池内理事長は「学校の枠を越えて生徒達が本当に自分のやりたい競技に取り組めるようできる所から進めていきたい」と先を見据えていました。
部活動の地域移行を巡っては指導者不足の問題なども指摘されています。保護者の会費負担増の課題もありますし、中学生達に、よりよい競技環境を提供するための取り組みはまだ始まったばかりです。