日本維新の会の馬場代表が共産党について「なくなったらいい」などと発言したことをめぐり、共産党の小池書記局長は「『発言を撤回しろ』と言い続ける」と述べました。

共産党 小池晃 書記局長
「政党の存在そのものを否定するという発言は民主主義の根幹を脅かすもの。『撤回しろ』と言い続けます」

この問題は、維新の馬場代表が共産党について「なくなったらいい」などと発言したものです。

共産党は先週、発言の撤回を求める抗議文を維新の藤田幹事長に手渡していますが、馬場代表は「日本という国家と国民のために率直な意見を申し上げている」と述べるなど撤回を拒否しています。

馬場代表の発言をめぐっては、与野党双方から批判の声があがっていて、小池書記局長は31日の会見で馬場代表の発言について「発言は民主主義の根幹を脅かすもの」と批判。「『撤回しろ』と言い続ける」と述べました。