7月16日(日本時間)に開幕する世界陸上オレゴン大会。
これまで17大会が行われ、数々の王者が誕生してきた。陸上の花形競技である「男子100m」の決勝をまとめた第2弾。

■2003年 第9回パリ大会
写真判定となる僅差の大激戦を10秒07で制したのはキム・コリンズ(セントクリストファー・ネイビス)。セントクリストファー・ネイビス初の世界選手権王者となったキム・コリンズは2016年に40歳54日に9秒93の自己ベストを更新、40歳以上で9秒台を記録したのは史上初の快挙だった。

■2005年 第10回ヘルシンキ大会
アテネ五輪王者のジャスティン・ガトリン(アメリカ)が9秒88で優勝、200mも20秒04で制し2冠を達成した。しかし、翌年に2度目のドーピング違反が発覚、4年間の出場停止処分を受けた。

■2007年 第11回大阪大会
陸上大国アメリカのタイソン・ゲイが9秒85で世界タイトルを初めて手に入れた。世界記録保持者、アサファ・パウエル(ジャマイカ)に競り勝ったゲイが2001年、モーリス・グリーン(アメリカ)以来の短距離3冠(100m、200m、4×100m)を達成。ゲイの個人での金メダルはこの大阪大会が最初で最後となった。

■2009年 第12回ベルリン大会
ジャマイカのウサイン・ボルトが世界記録の9秒58で優勝。五輪、世界陸上、世界記録の3大タイトルはモーリス・グリーン以来の快挙。2位のタイソン・ゲイは当時世界歴代2位の好記録で敗れた。

■2011年 第13回テグ大会
連覇が期待されたウサイン・ボルトがまさかのフライング。ボルト不在の7人で行われたレースは21歳のヨハン・ブレイク(ジャマイカ)が9秒92で初優勝した。 

■2013年 第14回モスクワ大会
人類最速の男・ボルトと、ボルトに唯一勝った男・ガトリンの対決は雨の中行われた。中盤までガトリンがリードしたが、その後ボルトが抜け出し9秒77で2大会ぶりの金メダルを獲得した。ベルリン大会以来の短距離3冠を果たしたボルトは200mで同種目初の3連覇を達成した。

■2015年 第15回北京大会
ボルト、パウエル、ガトリン、ゲイと豪華な顔ぶれがそろったベルリン大会決勝。ケガで不調のまま大会を迎えたボルトが9秒79で連覇、3度目の頂点に立った。2位ガトリンとの差は100分の1と僅差、勝負強さを見せた。ゲイは6位、パウエルは7位、トレイボン・ブロメル(アメリカ)とアンドレ・ドグラス(カナダ)が同着で3位に入った。

■2017年 第16回ロンドン大会
人類最速の男・ボルト、最後の100mの舞台。優勝は9秒92で12年振りの金メダルとなったガトリン、銀メダルはクリスチャン・コールマン(アメリカ)、ボルトは9秒95で自身初の銅メダルに終わった。レース後ボルトは4レーンにキスをし、ボルトポーズを決めトラックを去った。

■2019年 第17回ドーハ大会
アメリカのクリスチャン・コールマンが9秒76で優勝。37歳で最年長ファイナリストとなったガトリンは9秒89で銀メダリストとなった。

【世界陸上オレゴン男子100m競技日程 ※日本時間】
予選  7月16日 10時50分
準決勝 7月17日 10時00分
決勝  7月17日 11時50分