政権獲得ではなく「まずは野党第1党」を目指して国会改革

ーーその中でおっしゃっているのは、政権を取るではなくて「次の選挙は野党第1党を目指す」。これはどういうことなんですか?
日本維新の会 馬場伸幸代表:
これは中期経営計画というのを2年前に策定していまして、中期経営計画の最終目標というのはですね、この政権政党になって日本大改革をやると。(野党第1党を目指す目標の次に)政権政党になるという目標はあるんです。
ところがいきなりこの政権を目指しても、実力もないし、経験もないし、そういう中で政権をお預かりしてもなかなかうまくいかないというのは目に見えていますので、とりあえず野党第1党になって…国会というところは、与党と野党第1党が国会運営のいろんなルールを決めていくというところですから。
ーーそうですね。(与党と)野党第1党が全部決めちゃうわけですね。
日本維新の会 馬場伸幸代表:
だから、審議を妨害したりストップさせたり、強行採決をさせるような国会ではなく、政府側が出してくるいろんな予算、法案、政策、こういうのをA案としたら、我々は、それにB案というものを出して、きちっと国会で議論をすると。よく言われるのは予算委員会の場で「誰が予算の質問してるんですか」と一般の皆さん方に聞かれることが多々あります。だから国民は予算委員会を見て、「もっと予算の話してほしいな」と思ってると思うのです。
そういう予算委員会をやったり、ありとあらゆるところで丁々発止議論をしていくという姿を国民の皆さん方に見ていただいて、政府が行っているA案がいいのか、維新が言っているB案がいいのか、その都度いろんなご判断をいただければ、やがて維新に政権を一度任せてみてもいいんじゃないかというようなムードも出てくるんじゃないかなと。やっぱり政権をお預かりするとかムードも大事ですからそういう、ムード調整というのも考えていかなければならないと思います。














