躍進が続く日本維新の会。国会終了後も野党に対する過激な発言で注目を集める日本維新の会 馬場伸幸代表。二大政党は保守対リベラルでなく、保守対保守。改革保守として「マッチョな右右右の保守」ではなく自民党にあきたらないフワッとした有権者層に訴えかけ、まずは野党第一党を狙うという馬場代表に、今国会で見えてきた維新の立ち位置や今後の選挙戦略を聞いた。
【国会トークフロントライン 7月28日放送 聞き手 川戸恵子】

過激な発言?今国会での経験からの率直な指摘

ーーメディアでも「馬場代表、立憲、共産を挑発」とか報道されています。このところ色々と発言をなさっているようですが?

日本維新の会 馬場伸幸代表:
私も国政に送っていただいて10年経ちまして、胸を張って、いろんなことを人様に申し上げるような立場でもないのですけれども、昨今の国会での各政党の活動を見ていますと、やはり先月、通常国会も終わったところですから、そういう中で他党の活動ぶりを見て、日本という国家と国民のために率直な意見を申し上げているということですね。

ーー某党の幹事長は「度が過ぎる発言」だとおっしゃっていましたが、そんなことは関係なくて「自分の言いたいことを言いたい」ということで、指摘しただけなのか?

日本維新の会 馬場伸幸代表:
今、日本国内外に重要な問題が山積していますから、我々政治家が真面目にいろんな課題に向き合っていく必要性が高まってきていると思いますけれども、今の国会は、国民の皆さん方がお気づきのようになかなかそうはなってないですからね、やはり真面目に政治に取り組んで国家国民のために働かせていただくと。一番の肝要な部分だと思いますね。